2008年 04月 28日
鎌倉材木座の家Ⅲ |
ようやく完成しました。
昨年事務所の年賀状をお送りした皆さまには上の写真にご記憶があるかもしれません。
着工前の家です。
建て主のNさんとは他の中古建物購入検討相談からスタートしました。
この場所は「古家付き」で売りに出されていました。
いい材料あったら使えるかなぁ~程度で家を見に行きました。
増築された部分は朽ちて天井からは青空が見える。
土地の境界を建物が超えている。
問題は沢山ありました、壊すのは簡単、でもこの建築には「力」がありました。
この家を残すのなら最適の棟梁が、、、一緒に見てもらうと「いい仕事している」「残せる」とのお言葉。
建て主さんも積極的に家を残すお気持ちがあったので増築で計画を進めることに。
越境している部分、後年増築された部分を撤去してその部分を補強することも兼ねて二方向に平屋を増築、主寝室、仕事場を別棟に配置して階段でつなぎました。
長かったけれど本当に楽しい仕事でした。
建て主さんの理解と棟梁、植木屋さんはじめいい職人さんと一緒に仕事ができて仕合せです。
by sokari
| 2008-04-28 20:49
| 今までに出来た住宅