2010年 03月 04日
江戸しぐさ |
今朝の朝刊に「逆江戸しぐさ」の投稿が出ていた。デパートの入り口ですれ違いざまにかばんの口金がその方の手に当たったが相手は足早に通り過ぎてしまった、という話。
江戸時代と今で最も違うのは生きるスピードではないか?
ちょっと緩めるだけで取り戻せるものは多いのではないか?
そんなことを考えながら先日のPTA総会であいさつにお話した江戸しぐさをここに記します。
江戸しぐさをご存知ですか?
例えば「傘かしげ」、狭い道で傘をさしてすれ違う時、相手に傘のしずくが落ちないようにお互いに傘を反対側へかしげることです。
「朝飯前」、長屋の住人は朝起きると路地の掃除から一人暮らしのお年寄りの世話まで朝飯前にやったそうです。 それは規則でも法律でもなかった。
現代はどうでしょうか?
何か問題が起これば規制が強化されます。それで問題は解決しているのでしょうか?
規制にのみしたがってそれぞれが思考しなくなったら本末転倒です
先日の焼き芋大会ではほとんど決めごとをしませんでした。
皆さんにお願いしたことは、やけど、火災や道具の扱いに注意してほしいということだけです。
その結果、かっぱの会以外の方が積極的に火の番をしてくださったり、あちらこちらで立ち話の輪が広がったり、子どもたちは自由に校庭いっぱいを使って遊んでいました。
私が大切にしたい、と思っていることは焼き芋を成功されることだけではなく、このように一つ事を起すと様々な出会いや気づきがあることです。
一方で残念なことに後日校庭の花壇から芋の食べさしが見つかったそうです。
対処方法は大きく3つ、
①校庭でこのような行事はやらない
②食べる範囲を限定して開始から終了までしっかり管理する
③お互いに気を配って後始末までしっかりやる
①は一番簡単、でもなにも始まりませんね、③で出来たら素敵ですよね。そんな大人に囲まれて育った子どもたちも素敵な大人になってくれると思います。
江戸時代と今で最も違うのは生きるスピードではないか?
ちょっと緩めるだけで取り戻せるものは多いのではないか?
そんなことを考えながら先日のPTA総会であいさつにお話した江戸しぐさをここに記します。
江戸しぐさをご存知ですか?
例えば「傘かしげ」、狭い道で傘をさしてすれ違う時、相手に傘のしずくが落ちないようにお互いに傘を反対側へかしげることです。
「朝飯前」、長屋の住人は朝起きると路地の掃除から一人暮らしのお年寄りの世話まで朝飯前にやったそうです。 それは規則でも法律でもなかった。
現代はどうでしょうか?
何か問題が起これば規制が強化されます。それで問題は解決しているのでしょうか?
規制にのみしたがってそれぞれが思考しなくなったら本末転倒です
先日の焼き芋大会ではほとんど決めごとをしませんでした。
皆さんにお願いしたことは、やけど、火災や道具の扱いに注意してほしいということだけです。
その結果、かっぱの会以外の方が積極的に火の番をしてくださったり、あちらこちらで立ち話の輪が広がったり、子どもたちは自由に校庭いっぱいを使って遊んでいました。
私が大切にしたい、と思っていることは焼き芋を成功されることだけではなく、このように一つ事を起すと様々な出会いや気づきがあることです。
一方で残念なことに後日校庭の花壇から芋の食べさしが見つかったそうです。
対処方法は大きく3つ、
①校庭でこのような行事はやらない
②食べる範囲を限定して開始から終了までしっかり管理する
③お互いに気を配って後始末までしっかりやる
①は一番簡単、でもなにも始まりませんね、③で出来たら素敵ですよね。そんな大人に囲まれて育った子どもたちも素敵な大人になってくれると思います。
by sokari
| 2010-03-04 10:19
| 日々建築につながる